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2020.04.27

そのテイクアウト、コストかかりすぎていませんか? テイクアウトパッケージ選び3つのポイント!

春は多くの飲食店にとって、最もお客様がやってくる季節。ですが今年は新型コロナウイルスによる感染症流行の影響で、厳しい見通しという飲食店がほとんどです。そんな中、個人経営の飲食店でも参加できるフード宅配サービスや店頭でのテイクアウトが注目を集めています。

 

飲食業界が猛スピードでテイクアウトへと進む中、パッケージを検討する間もなくテイクアウトを始めたという飲食店の方もいるのではないでしょうか。検討する時間がない!何をポイントに選んだら良いのかわからない!そんな方に向けて、包装資材選びの3つのポイントをご紹介します。

 

 

かさむ容器コスト。使用容器を思い切って絞ることで適正化。

 

普段提供している料理を基準に容器を選んでいくと、いつのまにか複数種類の容器を購入している時があります。ひとつひとつは大きなコストでなくとも、組み合わせれば大きなコスト。また、かさばる容器は保存場所にも困ります。

回避術は、思い切って使う容器を絞ること!容器を絞れば大ロットでも購入できるようになり、結果的に1品あたりの包材コストを抑えることができます。テイクアウト容器を決めてからテイクアウト専用メニューを決めることで、月にかかる包材コストの目安も立てやすくなります。

 

 

 

クラフト系は使いどころを絞って好印象を残しましょう!

 

ナチュラルな風合いが魅力的なクラフト系の包材。「プラ容器などに比べてコストはかかるけれど、料理を盛り付けるお皿と思えば…」とクラフト系のフードパックを選ぶ方も多いと思います。ですが、クラフト系のフードパックはコストだけでなく置き場所もかさばります。今年は新型コロナウイルスによる感染症予防のため、公園などのパブリックスペースでの飲食も減少傾向。家でお皿に盛りつけて食べるのであれば、フードパック=運搬用と割り切ることも、ひとつの考え方です。

おすすめは、液だれや汁漏れに強いフードパックや安価なプラスチック系の包装資材。それにクラフト系の紙袋や角底袋を組み合わせれば、見た目のおしゃれ感も損いません。お客様が持ち歩きに使う袋類や最初に触れる紙袋はクラフト系、フードパックはプラスチック系と分けることで、テイクアウトにかかる包材のコストバランスにメリハリをつけましょう。

 

 

 

手提げ袋はポリ袋で本当にOK?
お店の世界観を伝えることで次回来店につなげましょう!

 

テイクアウト用の手提げ袋。コストだけで選ぶなら、お勧めはスーパーなどの小売店で使用されるレジ袋(ポリ袋)です。ですが安定性のないレジ袋は、食品を入れるフードパックが中で倒れてしまう可能性もあります。

また、新型コロナウイルスによる感染症で一時的にテイクアウトに力を入れているレストランもあると思います。そうしたお店や、“高級食パン”などの嗜好性の強い食品のテイクアウトの場合、コストだけでレジ袋(ポリ袋)を選択することが適正とは言えません。料理の価格帯に合うパッケージを選ぶことも大切なポイント。お店のオリジナルの手提げ袋を作る時間はなくても、数ある手提げ袋の中からお店の世界観にあった袋を選ぶことはできますので是非こだわって探してみてください。

 

紙袋をお探しの方は、こちらの記事もご覧ください。

 

テイクアウト販売において、パッケージは大切なお客様との接点になります。特に今年は、通っていたレストランを応援する“応援購入”や、行ったことのないレストランの料理をテイクアウトで食べてみる“お試し購入”という動機も増えています。長期化の兆しを見せる外出自粛期間を乗り越えて再来店に繋がりますよう、わたしたちは飲食店のテイクアウト販売を応援しています。